展覧会情報
HIRANO YASUKO EXHIBITON
※コロナの感染拡大防止に伴い、臨時休廊致します。
再開に関しましては追って詳細をリリース致します。
(現在、個展は終了しましたが、stoopは営業を再開しており、引き続き作品の一部を
常設展示していただいております。是非ご覧下さい。)
会期:3.20(金)- 4.26(日)
オープン:金・土・日(13時〜20時)
クローズ:月 〜 木 会場:stoop
サイト:https://stoop.jp/ 住所:東京都江東区白河2-5-10 清澄白河B2出口より徒歩3分 東京都現代美術館より徒歩6分 お問い合わせ:03 4285 4128
朝日に輝くグラスの淵や器の肌質にノスタルジーを覚える事がある。
まるであの日の風景を感じ、こちらを見返してくる。
その眼差しが時間や空間を飛び越えて隣に現れる時、思わず画面に向かう。
色を塗り重ねる行為は眼差しや不確かな存在を像として描く前に出会うこと。
遠くのものを近づけ、愛おしい眼差しを留めるために描いている。
平野 泰子
YASUKO HIRANO EXHIBITION ” UNFOLD ROOM “
幾層にも薄く塗り重ねられて生まれたグラデーションの先に、吸い込まれそうな奥行き在る空間を観た。同時にそのグレースケールの画面から、さまざまな色が鮮やかに浮かび上がってくる。
平野の対象を留めようとする態度を、私たちに伝えるかのように。
表現は削ぎ落とされ、視点を合わせるモチーフはない、だからこそ色彩が新鮮な美しさを放つ。
そんな彼女の抽象絵画は、ヴィンテージ家具のデザイン性、経年変化によって生まれる独特の質感と、驚くほど美しい調和を果たし、空間を創り上げる力がある。それは観る者にとって、各々の時間や存在を映しだす装置のように、在る日の記憶を呼び起こす。
stoop では、彼女の現代アートと、アンティーク・ヴィンテージの家具やオブジェとを展示することでヒエラルキーを無くし、ストーリーを想起させる空間を作ることを目指す。
この機会にぜひお越しください。
昨年12月に清澄白河にオープンしたアンティークやヴィンテージ家具、雑貨を取り扱うライフスタイルショップ stoop にて、作家 平野泰子 の個展を開催致します。